【ケブカアメイロオオアリ飼育記1】日本産美麗オオアリ!

オオアリ属Camponotus

ケブカアメイロオオアリは奄美群島以南に生息する、大型かつ鮮やかな体色をもつ非常に美しいアリです。

存在を知った一年ほど前から憧れていたアリの一つでした。

去年から島に行くたびにコロニーを探していたのですが、中々見つからず悔しい思いをしていました。

そしてようやくコロニーを採集することができたのです!

見つけたのは沖縄本島北部。いわゆるやんばるの森ですね。

比較的小さい石の下から女王1匹、働きアリが2匹+幼虫・繭が十数個ほどの小さな初期コロニーを発見できました。

10月中旬でこのコロニー規模なので、(オオアリの成長日数を鑑みて)飛行時期は8月後半とかその辺りでしょう。

島のアリの飛行時期はあまりわからないので今後の参考までに。

まぁ、夏は台風が怖いので島にはあまり行きたくありませんがw

話が逸れましたが、本題の飼育です。

いつもの平置き石膏ケース、25度前後安定です。

とりあえずしばらくはゼリーで。

夜行性なので、すぐには食べにきませんが、しばらく部屋を暗くしてから観察するとちゃんと食べにきています。

ただいきなり明るくするとパニクるので注意w

ゼリーを食べて腹が膨れたワーカー。お腹には消化器官が透けて見えるくらい透明感があります。

産卵も開始。とりあえず産卵してくれれば安心です。そこまで気難しい種類ではないと思っていたので、あまり心配もしていませんでしたがw

初期コロニーなので、突然死さえなければ長生きしてくれるでしょう。

メジャーワーカーが出るまで頑張りたいと思います。

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