2019年10月から飼育を始めたトゲアリPolyrhachis lamellidens。
寄生させてから試験管で飼育しています。
寄生種は寄生後に突然死する例やワーカーに殺されたりするというのが経験的に分かっているので、常時ハラハラしていました。
そんな中、1月の終わりについに・・・
産卵しました!嬉しい〜!!😆
正確には1月25日には卵が20個ほど確認できたので、数日前から産卵していた可能性はあります。
それにしても早すぎる!w
春以降の産卵と思っていたので想定外すぎましたw
まぁ、産卵してくれたということは寄生後の第一段階がクリアしたということなのでひと安心です。
写真を見て気付いた方いるかもしれませんが、ムネアカオオアリとクロオオアリが同居していますw
それについては後ほどw
そして2月13日に孵化。日数でいうと19日。3週間弱です。
まぁ、普通?くらいですかね〜。
その後、なぜかすこし大きくなった後に成長が止まってしまいました。もちろん産卵も停止です。
※我が家では暖房をつけたり消したりするので、季節感が狂ってしまっている可能性が有ります。これに関してはあまり参考にしない方がいいかもです。(温室に入れているものは除く)
あとで調べていたらAnt Roomさんのブログでも1月に産卵開始している記事を見つけました。
同室で飼育している他のアリは1月の時点ではまだ産卵を開始していないので、トゲアリは温度変化の影響を受けやすいのかもしれませんね。
今回うまくいった寄生について
去年10匹ほど新女王を捕まえてきて色々と試しましたが、上手く(?)寄生させられたのは1匹だけでした。今回はその方法も記しておこうと思います!
とはいえやり方は単純。クロオオアリのワーカー10匹とトゲアリを試験管で一緒にして、その後クロオオアリとムネアカオオアリの繭を合計20個ほど投入しただけです。(なんでムネアカオオアリ?と思われるかもしれませんが、特に意味はありません。異種共生がみたかっただけですw)
自分でやっておいてなんですが、特に理由がなければ寄主ワーカーは一種類にした方が良いでしょうw
全体のワーカー数は30匹ほど。
私の勝手なイメージで、ワーカーは多くないと(100匹以上)上手くいかないような気がしていましたがそんなことはありませんでしたね!
寄主ワーカーが少なくても、寄生には問題ないということが今回わかりました。
おそらくやり方としては、トゲアリ(のワーカー)に寄生させる方法に次いで簡単ではないでしょうか?
ワーカーが少ない分、失敗するリスクを減らすことができます。
ただ産卵数は減るかもしれませんが、失敗するよりはマシかな〜と。
今後寄生チャレンジする方はこの方法をぜひお試しあれ!
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