専用カップに入れて管理しているフタオビアリヅカコオロギの卵。温度は25℃前後です。
ここでは7個の卵を管理。
数日おきに水を少しずつソイルに吸わせて、湿度を保っていましたが、中にはカビてしまったものもあります。
つ、つれぇ・・・。
これほんとに大丈夫なのか?とビクビクしていました。
別の卵を観察。
お!?なんか成長しているぽい・・・?
卵の中に脚のようなものが見えるような見えないような。。。
期待が高まります。
そして卵を確認してから28日、ちょうど1ヶ月が経過しました。
ふと、ケースを見てみると・・・。
!!!!!!!
きた!
孵化したー!!!!!
ウルトラキュートな幼虫です!(プラカップごしの撮影なので少しぼやけてますw)
感動で泣きそうになりました😭
孵化したばかりで体が真っ白ですが、ちゃんとアリヅカコオロギしています。
おそらく一部の変態()しか喜ぶ人間がいないであろう挑戦でしたが、無事に上手くいきました。(累代には程遠いですが…)
とりあえずここまでで第一段階ですね。
今後は無事に成虫まで育てなければいけません、ここからが本番です。
その前にどうやって幼虫を回収しようか・・・
カップの壁とソイルの隙間に隠れてしまっています。
無理にソイルをどかすと崩れて、潰しかねないですね・・・。
表面に出て来るタイミングを見計らうしか無さそうです。
孵化後の卵殻。下側から殻を破って出たようです。食べたりはしないようですね。
話は変わりますが、この1ヶ月の間に成虫たちのケースを変えました。
こんな感じのです。
大したものでもありませんが、せっかくなので作り方を説明しようと思います。
床材には水苔と観葉植物用の土を使用しました。
飼育記2で川砂等をオススメしたのですが、ホームセンターでいろいろ物色していたらいい感じのを思いついたので試してみました。
まず水苔。
これをケースの底に敷いて濡らします。
次に観葉植物用の土。
赤玉土やバーミキュライト、ヤシ殻炭、焼軽石、パーライト、ゼオライトなどが含まれています。
これを水苔の上に敷いて濡らしました。
これで湿度が長持ちするのではないでしょうか(願望)
さらに片側に濡らした水苔を敷いて隠れ家と湿度勾配を作ります。
はい、完成。
本当に大したものじゃありませんw
ケースのフタは前ケース同様穴を開けて金網をつけたものです。
こちらの方が卵や幼虫への危険度は下がるはずですが、問題があるようなら前回のソイルケース、もしくは別の物を用意するつもりです。
今後は卵を回収する予定はないので、あとは待つだけですね。
たくさん産んでくれ〜。
またまた話が変わりますが、前のケースも卵の見落しがあるかもしれないので、管理していました。
こちらにも1匹幼虫が!(背景汚くてすみませんw)
卵専用カップの幼虫よりも早く孵化してたっぽいです。
孵化日数は卵確認と幼虫確認が遅れたと考えても誤差数日と言ったところでしょうか。
結論としては「フタオビアリヅカコオロギは25℃前後で3〜4週間で孵化する」ということになりました。
他種のアリヅカコオロギもそこまで変わらないと考えられますが、参考までに。
こちらは運良くすぐに回収できたので、成虫たちがいる新ケースに入れました。
写真をみて気づいたのですが、幼虫には体を縦断する中心線が確認できます。
これは背脈管?ではないよね?
そのうち調べてみようと思います。
とりあえず、無事に育ちますように。
- フタオビアリヅカコオロギ飼育記1
- フタオビアリヅカコオロギ飼育記2
- フタオビアリヅカコオロギ飼育記3
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